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2019年3月15日
(公財)NSKメカトロニクス技術高度化財団

大谷 拓也 早稲田大学助教ら15件に研究助成金
松江高専など2高専、2名に教育助成

(公財)NSKメカトロニクス技術高度化財団(東京都品川区大崎1-6-3、理事長 *1朝香 聖一)はメカトロニクス技術の高度化に関する研究を対象とした平成30年度の研究助成に、大谷 拓也 早稲田大学助教の「CFRP弾性要素を搭載した大出力ロボット弾性関節機構の開発」など15件を決定しました。また、平成24年度から開始した高専を対象とした教育助成では、昨年度から新規に募集を開始した教員個人が行う教育への支援を加え、松江高専など2校、2名を決定しました。今回の助成額は、研究助成、教育助成にそれぞれ3,000万円、596万円、総額3,596万円の助成になります。
3月14日に助成対象者や財団関係者などが集まり、品川区大崎の日精ビルで助成金交付式と懇親パーティを開催しました。

*1 朝香 聖一 日本精工株式会社 名誉顧問


挨拶をする朝香理事長

本財団は日本精工(株)とその関連企業が出捐し、メカトロ技術の発展を目的に昭和63年に設立された財団であり、平成22年11月より公益財団法人に移行し改称しました。今回の助成は移行前を含め通算で31回目となり、これまでに585件の研究助成を行っています。平成24年度から開始した教育助成は7年間で34件の助成となります。この他に、成果発表の研究会、講演会開催に対する助成(技術集会助成)等も行っており、助成総額は約10億円になります。

交付式では朝香理事長が「昨年は支援頂いた皆様のおかげで、財団設立30周年を祝う事ができました。今年度は平成と共に歩んできた30年を一つの節目として新たな一歩を踏み出す年としたい。2012年度から教育助成という新たな観点からの助成を始め、2017年度から教員個人を支援の対象とした教育助成Bの応募を開始して、着々と実績を積み上げています。更なる助成事業を通じて社会に貢献し、技術の夢を形にしていくことが出来れば、これほど喜ばしいことはありません。」と挨拶しました。次に経済産業省製造産業局産業機械課の工藤 勉 課長補佐が来賓の挨拶を行い、下河邉 明審査委員長(東京工業大学名誉教授)が審査経過を報告し、続いて朝香理事長による各助成対象者への交付証の授与を行った後、稲崎 一郎氏(慶応義塾大学名誉教授・中部大学名誉教授)の乾杯の音頭で懇親会に入りました。

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