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2023年3月14日
(公財)NSKメカトロニクス技術高度化財団

NSKメカトロ財団、研究助成18件、教育助成1件を決定
2022年度 総額約4千万円を助成

要旨

公益財団法人NSKメカトロニクス技術高度化財団(東京都品川区大崎1-6-3、理事長 内山俊弘 日本精工株式会社 取締役会長)は2022年度の研究助成対象18件、教育助成対象1件、集会助成対象3件を決定しました。
2022年度の助成額は、それぞれ研究開発助成3571万円、教育助成250万円、集会助成150万円で、総額3971万円になります。3月13日(月)には、品川区大崎の日精ビルで、助成金交付式と懇親会が開催されました。

交付式 証書授与の様子
交付式 証書授与の様子

(公財)NSKメカトロニクス技術高度化財団について

本財団は、日本精工(株)とその関連企業が出捐し、メカトロ技術の発展を目的に1988年に設立された財団であり、2010年11月より公益財団法人に移行し改称しました。
主な活動内容は、①メカトロニクス技術の高度化に関する研究を対象とした「研究助成」、②平成24年度から開始し、高専を対象とする「教育助成」、③成果発表の国際大会などに対する「集会助成(技術集会助成)」、の3点です。
設立以来、これまでに647件の研究助成、54件の教育助成を行っており、助成総額は約11億6198万円になります。

2022年 助成対象

研究助成には、京都大学大学院 安達 眞聡助教の「垂直振動粉体ポンプシステムにおける月土壌粒子搬送条件の最適化」など18件が決定されました。2022年度の応募助成研究課題の傾向としては、発展が目覚ましいロボット機構と制御、メカトロニクス技術の産業への応用分野の比率が高くなっています。
教育助成には、長野工業高等専門学校1校が決定されました。
研究助成対象者/研究題目、教育助成対象校の詳細については、最下部のリンクをご覧ください。

3月13日(月)交付式の様子

交付式では、内山理事長が、「メカトロニクス技術は日本の産業の発展と国民の幸福に具体的に寄与することが求められています。この観点からも当財団では研究テーマを審査していますが、採択された研究テーマは選りすぐりのものと言うことができます。『継続は力なり』の言葉のごとく、これまで助成させて頂いた多くの研究が、論文として学会誌に、あるいは国際会議に発表され、また他の研究者に広く引用されるなどして、メカトロニクス技術の高度化に大きく寄与したものと考えています。助成事業を通じて社会に貢献し、技術の夢を形にしていくことが出来れば、これほど喜ばしいことはありません。」と挨拶しました。続いて、内山理事長から各助成対象者へ交付証が授与されました。最後に懇親会が催され、産業省や各教育機関の関係者、NSK社員、助成対象者などが集まり、歓談が尽きない盛会となりました。

2022年度(第13期)研究助成対象者(五十音順)/研究題目、教育助成対象校

※所属機関は2023年1月16日時点での情報で表示しています。

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